東京・大田区の都立六郷工科高等学校で激辛のポテトチップスを食べた高校生の男女15人が体調不良を訴え、病院に搬送されたニュースがありました。
このニュースをきっかけに注目を集めたのが、驚異的な辛さで知られる「18禁カレーチップス」です。
このチップスには、世界で最も辛い唐辛子の一つである「ブート・ジョロキア」が使用されているようです。
これは、一般的なタバスコの約200倍の辛さに相当します。
18禁カレーチップスは、その名の通り18歳未満の方には食べることを推奨しないほどの激辛ポテトチップスです。
その驚異的な辛さを生み出す成分とその影響について、分析してみましょう。
18禁カレーチップスの驚異的な辛さ
今回の出来事で話題になった18禁カレーチップスは、茨城県鉾田市に本社を置く株式会社磯山商事によって製造されているようで、Amazonや楽天市場などの大手のオンラインショップで購入できるそうです。
また磯山商事の公式サイトからも購入できるみたいなのですが、今は一時的に販売サイトは封鎖されているようです。
18禁カレーチップスの辛さ成分を分析
18禁カレーチップスの主要な辛味成分は、「ブート・ジョロキア」と呼ばれる唐辛子です。
ブート・ジョロキアは、インドのアッサム地方原産で、世界で最も辛い唐辛子の一つとして知られています。
そのスコヴィル値は1,001,304 SHU(スコヴィル・ヒート・ユニット)に達します。この唐辛子が、18禁カレーチップスの驚異的な辛さの要因ですね。
スコヴィル値とは?
そもそもスコヴィル値とは?
1912年にウィルバー・スコヴィル氏が考案したこの単位は、唐辛子の辛味成分であるカプサイシンの濃度を測定することで決定されます。
このように、18禁カレーチップスに使用されているブート・ジョロキアは、他の一般的な辛味調味料や唐辛子と比較して非常に高いことがわかります。
この驚異的な辛さは、耐性がないと体調不要を引き起こしますね。悪ふざけで食べるにしても危険ですよね!
製造メーカーが悪いのか?
今回の出来事に関して、製造メーカーである磯山商事の責任についてネット上では様々な意見が交わされています。
以下は、磯山商事がメディア経由で発表したコメントです。
本日、18禁カレーチップスを召し上がった高校生が病院へ救急搬送されたとの報道に接しました。
お客様はじめ、関係各位に対し多大なるご迷惑をお掛けいたし申し訳ございません。
現時点で詳細を把握できておりませんが、搬送された方、ならびに体調不良を訴えられた方の一日でも早い回復をお祈り申し上げます
引用:FNNプライムオンライン
磯山商事のコメントに、ネットでは
- どうして製造メーカーが謝罪しなければいけないのか?
- 18歳未満は食べるなと書いてるのになんで食べるんだろうか?
- 注意書きに従わない人が容易に商品を入手できる小売環境が問題では?
- メディアによる激辛食品の動画について、一定の規制を国が設けるべきでは?
- 激辛好きには、迷惑な話。生レバーと同じ道を歩むのかな。。。
など、様々な意見が飛び交ってますが、圧倒的に製造メーカーを擁護する声が多いですね。
まとめ
18禁カレーチップスの辛さについて深掘りしましたが、この商品だけでなく、類似した商品や激辛料理も存在します。「ブート・ジョロキア」と耳にしたら、危険と思ったほうがよいですね。
辛さは一定を超えると痛みになりますので、節度を持ってパッケージの警告は素直に受け入れたいですね。
この件で進展がありましたら、記事を追記します。
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