2022年に道立高校に通っていた1年生の男子生徒が、上級生である3年生からいじめを受けていたことが、2024年10月25日(金)の北海道教育委員会の発表で明らかになりました。
男子生徒は半年間にわたり、暴行やわいせつ行為、トイレでの逆さ吊りなどのいじめを受けていたとのことです。
今回は、度が過ぎたいじめが起きた高校について調査します。
これは大変な事件ワニね…いじめが「重大事態」として公表されるのは、学校や教育委員会もかなり深刻に受け止めている証拠ワニ。
こんなひどいいじめが半年も続くなんて、本当に恐ろしいことワニ…
北海道立高校で発生した深刻ないじめ
北海道立高校で発生したいじめの「重大事態」について、詳細な調査結果が公表されました。
いじめの基本情報
- 発生場所:北海道の道立高校+寮
- 発生時期:2022年6月から約半年間
- 被害者:1年生男子生徒(当時)
- 加害者:3年生男子生徒3人(当時)
北海道の道立高校に通う当時高校1年生の男子生徒が高校3年生の男子生徒3人から酷いいじめを受けていたことがわかりました。
高校1年生の男子生徒が受けていたいじめは以下の内容です。
いじめの内容
- 日常的な暴行、暴言、嫌がらせ
- 強制わいせつ行為(ドラムスティックなどを使用)
- トイレでの逆さづり(頭部に怪我)
- 寮の非常口からの締め出し
- 掃除機を使用した性的嫌がらせ
これはもういじめの域を超えてるワニね…こんな酷い行為が半年も続いていたなんて、もはや傷害事件としか思えないワニ!
被害生徒は約半年間も耐え続けたが、2022年12月に被害生徒の母親が学校に訴え、警察にも相談しました。
いじめが行われていた期間で、一部の教職員がいじめの兆候を把握するも、適切な対応を行わなかったようです。
学校の対応
- いじめの一部を把握していたが、適切な対応をしなかった
- 生徒間の関係を良好と誤認し、いじめと認識せず指導を怠った
学校がどうしてこれをいじめと認めなかったのか…少し不思議に思うワニ。
見過ごされてしまった理由があるのかもしれないけど、それがどんな背景だったのか気になるワニね。
いじめを行った3年生の生徒3人は、その行為の悪質性から、2人は強制わいせつ罪、1人は暴行罪で家庭裁判所に送致され、保護観察処分を受けました。
北海道立高校のいじめはどこの学校?
残念ながら、いじめが発生した高校名は公表されていません。
しかし、道立高校で寮がある高校は、以下の10校が該当しました。
- 北海道岩見沢農業高等学校(岩見沢市)
- 北海道美唄聖華高等学校(美唄市)
- 北海道立標津高等学校(標津町)
- 北海道恵庭南高等学校(恵庭市)
- 北海道三笠高等学校(三笠市)
- 北海道大空高等学校(網走市)
- 北海道紋別高等学校(紋別市)
- 北海道北見柏陽高等学校(北見市)
- 北海道釧路湖陵高等学校(釧路市)
- 北海道名寄高等学校(名寄市)
寮には『1年間限定』や『女子寮』などの利用制限が設けられている場合もあり、ある程度絞り込めそうではあるものの、公式な発表がないため特定が難しい状況です。
また、この10校の中には、いじめが発生した学校も含まれていると考えられます。
まとめ
道立高校に通っていた1年生の男子生徒が、上級生である3年生から度が過ぎたいじめを受けていた事件について調査しました。
この事件は道立高校でのいじめ問題が表面化した一例として注目されています。学校は生徒関係を良好と見誤り、適切な対応ができませんでした。
このような暴行事件が“いじめ”として処理されることのないよう、適切な対応が取られることを願います。
最後まで、ご覧頂きありがとうございましたワニ!
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